どうもピグモです
私が、「断捨離」という言葉に出会ったのは、約10年前・・・
それまでは、家中モノが溢れていて、足の踏み場もなくて、モノを探すのに時間が掛かったり、散らかっている状況にいつもイライラしている・・・いわゆる「汚部屋」の住人でした。
そんな私が、「断捨離」と出会い、実践・・・そして、その考えやライフスタイルを突き詰めることにより「ミニマリスト」(自称w)になり、ストレスフリーの身軽で快適な人生を手に入れました。
こちらの記事では、そんな「断捨離」と「ミニマリスト」の違いについて詳しく解説させて頂きます!
断捨離とは?
断捨離の意味
「断捨離」とは、「モノへの執着する事をやめ、不要なモノを処分して減らし、生活の質の向上や、心の平穏、運気向上などを目指す考え方」の事。
・沖正弘(おき まさひろ―1921年~1985年)(ヨガ指導者・思想家)が、1976年に著書『ヨガの考え方と修業法 上巻』の中で「断捨離」という言葉を使用し、やましたひでこ(1954年~)(作家)が、2009年に出版した『新・片付け術 断捨離』(マガジンハウス)のヒットをきっかけに一般的にこの言葉が知られるようになった。ちなみに「断捨離」は、やましたひでこの登録商標となっている。
断捨離は造語
ヨガの「断行・捨行・離行」という3つの言葉からその頭文字を取ったものです。
断・・・新たに入ってくる要らないモノを断つ→インプット(を停止)
捨・・・今ずっとあるモノを捨てる→アウトプット(を促進)
離・・・悪いモノへの執着から離れ、解放される→ゴール(得られる結果)
「モノ」を対象に使われることが多いですが、近年、「人間関係」「時間」「仕事」「情報」などあらゆる対象に使われるようになりました。
ミニマリストとは?
・ミニマリストの意味
ミニマリストとは「ミニマル;minimal,最小限の」から派生した言葉で、「不要な持ち物を減らし、自分の生活や人生にとって必要最小限のものだけで暮らす人」の事を言います。
物の管理や掃除のために割いていた無駄な時間やコストを減らし、自由な時間を増やし、経済的にも豊かになる・・・そんなライフスタイルを送っている人がミニマリストなのです。
「ものを持たずに暮らす人」という意味では2010年前後より海外で使われていたが、その後日本でも広まり、人気ブロガーやSNS上で注目を集めるミニマリストによる整理整頓・収納術などがブームとなり、2015年の流行語大賞にもノミネートされた。
対象は人それぞれ違いますが、少ない服を着まわしたり、一つの物を色んな用途に使ったり、ほかの人と共有したり、貸し借りする事で、自分が所有する物を厳選して生活しています。
本来のコンセプト
ミニマリストというと、極端にものを持たない生活をイメージしがちですが、本来のコンセプトは「自分にとって必要なものを厳選し、大切にして豊かな生活を送ること」であり、必要な物やその量は人によって様々であることは言うまでもありません。
断捨離とミニマリストの違いは?
一般論として
「断捨離」は、モノを減らすための方法論であり、「ミニマリスト」は、生き方やライフスタイルにおいて最小限主義を実践する人を表す。
ここで、まず言葉の種類として、この二つは明らかに違うことがわかりますね。
では、もう少し深掘りしていきましょう!
ダンシャリアンって何?
やましたひでこさんは、「断捨離」を実践する人を「ダンシャリアン」と呼んでいます。ダンシャリアンとは、ただ単に不要なものをを処分することを実践している人ではありません。
断捨離とは・・・自分にとって何が本当に必要か、何が不要かを日々自らに問いかけ、見つめ直していく事・・・つまり
ダンシャリアンとは、「モノを通して自分と向き合い、場合によっては、執着や思い込みから自らを解放し、今までの自分を捨てて、新しい生き方を実践する人」の事です。
ダンシャリアン=ミニマリスト?
・・・と、思われた方も多いと思いますが、実は似て非なる人達なのです。
やましたひでこさんは、著書『心を洗う断捨離と空海』の中で「断捨離の思想とミニマリストの考え方は似ても似つかないもの」と述べていますが、果たしてそうでしょうか?
もう一度、整理してみましょう
ダンシャリアン
・モノを通して自分自身と向き合い、不要なものを削ぎ落としながら、生活や心の混沌の整理整頓を実践する人達。自分が選び抜いたお気に入りのモノを空間に置くが、必要最小限までは減らさない。
ミニマリスト
・大量生産、大量消費の現代に疑問を感じ、モノを減らして必要最小限のモノや道具での生活を実践しながら、自分の価値観を大切にし、自由で上質で豊かな人生を送る人達。
似ているようで、微妙に違いますね。でも、私には、やましたひでこさんの言うように「似ても似つかないもの」とは、どうしても思えません。皆さんはどう思われますか?
管理人ピグモの総括
さて、ここまで、断捨離(ダンシャリアン)とミニマリストの違いについて述べてきましたが、
- どちらもまず断捨離から入っているはず
- 自分と向き合い、見つめ直しながら、必要ないモノを減らしていくというコンセプトや過程も同じ。
- ゴールは、ミニマリストのほうが、究極形といえるかもしれない。
- ただし、その捉え方はひとそれぞれであり、自分にとって快適で豊かな人生を送ることが重要
・・・こんなところでしょうか。
私は、冒頭に自称ミニマリストと申し上げましたが、正直、そこまで徹底はできていません(汗)でも、ダンシャリアンよりミニマリストのほうがちょっとオシャレでカッコいいので、(笑)
というわけで、今回は断捨離(ダンシャリアン)とミニマリストの違いについて考えてみました!皆さんも、快適で豊かなライフスタイルを手に入れるために、ダンシャリアン、ミニマリストを目指しませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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